朝のコーヒーは体に悪い?!
朝のコーヒーは体に悪い?!
こんにちは。管理栄養士のもんです。
みなさんはコーヒーをよく飲みますか?
眠気覚ましに飲む方、とても多いですよね。
しかし、朝のコーヒーは体に悪い!という意見もあります。
いやいや、コーヒーがないと生活が成り立たない!
という方もいますよね!
ということで、本当に朝のコーヒーが体に悪いのか、どうすればよいかについて書いていきたいと思います。
コーヒーが体に悪い理由
コーヒーが体に悪いと言われる理由には、コーヒーに含まれるカフェインと副腎皮質ホルモンのコルチゾールが深く関係しています。
コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドの一種です。
人間には体内リズムがあり、覚醒後コルチゾールが大きく増加します。このコルチゾールの働きにより、脳が覚醒します。
つまり、人間には体内リズムでコルチゾールを分泌する、自動の覚醒システムがあるのです!
しかし、コーヒーに含まれるカフェインがこのシステムの邪魔をします。
どういうことかというと、
朝一番にコーヒーを飲むと、カフェインが副腎を直接刺激してコルチゾールを分泌させます。カフェインの作用で覚醒することで、身体に備わっている機能の邪魔をしてしまうのです。
この習慣を続けていると、副腎が疲弊し、コルチゾールの分泌が低下します。そして、カフェインがないと覚醒できなくなり、カフェイン中毒となってしまいます。
怖いですよね…
では、どうすればよいのか?
対策
ある論文では、起床後1時間は空けてからコーヒーを飲むようにしましょう。とあります。
起きてから1時間すると、十分にコルチゾールが分泌されているため、体内リズムの乱れを防ぐことができます。
また、コルチゾールが減少する9時から11時、13時から17時半のタイミングにコーヒーを飲むのがいいとされています。
そんなに気にしていられない、という方は、起床後1時間あけるということだけ意識するといいと思います!
また、朝コーヒーだけでなく、朝食をとるようにしましょう。カフェインにはインスリンの働きを阻害する作用があり、朝食をとらないと血糖値が急上昇してしまう原因にもなります。
また、カフェインの摂りすぎもカフェイン中毒の原因になるため、コーヒーは1日2~3杯までを心がけましょう!
まとめ
☆コーヒーは起床1時間後以降に飲む
☆コーヒーを飲む際は朝食をきちんと摂る
☆コーヒーは1日2~3杯までにする
余談
コーヒーが生活の一部という方もいますし、便秘解消や内臓脂肪の減少などの効果が期待されるなど、良い面もあります。
上手に取り入れらるといいですね!☺